子育て

子供の過剰歯。発見から手術までの治療レポ

当時6歳の長男に”過剰歯”があることがわかりました。

歯科の先生からいろいろと説明を聞き、

生え方によって治療方法が変わってくるそうですが

長男の場合は手術をして、抜歯する治療方法を選択しました。

無事に2泊3日の入院と手術が終わり

過剰歯2本を勲章としていただいて、帰ってきました。

今回は過剰歯発覚から治療までの流れをまとめたいと思います。

この記事はこんな方にオススメ

・過剰歯についてよくわからない

・過剰歯の治療方法が知りたい

過剰歯とは

歯の数はみんな同じ本数生えてきますが、生まれつきみんなより多く歯があることです。

長男の場合は過剰歯が2本ありました。

過剰歯についてはそんなに珍しいものではないそうですが

1本だけという方が多いそうです。

なので、長男の場合は珍しいパターンだったそうです。

過剰歯をみつけたきっかけ

乳歯が少しずつ抜け始めていく頃、上の前歯が1本抜けました。

そして、すでに永久歯がひょっこり顔を出していることに気づきました。

しらたまママ

永久歯って生えてくるの早いんだ!

そんな風に思っていました。

ある日、保育園の歯科検診が虫歯があることがわかりました。

要治療と診断された為、歯医者へ行きました。

虫歯の治療のついでにレントゲンも一緒に撮ってもらうことになり、

その結果、過剰歯が2本あることが発覚しました。

そして生えてきている前歯は永久歯ではなく、過剰歯だということがわかりました。

過剰歯があることによって及ぼす影響

先生からはこのようなお話がありました。

歯科の先生

過剰歯が2本ありますね。
1本はもう見えている、前歯に出ている歯。
もう1本は歯茎の中に埋まっています。

歯茎の中に埋まっている過剰歯によって、本来の永久歯が
まっすぐ生えてくることは難しい。
また、その歯が反対向きに埋まっているので
もしかしたら鼻の骨へ向かって進んでいく可能性があります。

必ずしも抜歯をする必要はありませんが
永久歯の生え方に寄っては矯正の必要はあるかもしれません。

歯科の先生の意見をまとめると

・過剰歯があることで永久歯が正常に生えてこない

・逆向きの過剰歯が鼻骨まで進んでしまう恐れがある

・このまま放置するなら将来的に矯正をする必要がある

・抜歯をするという選択肢もある(入院が必要)

虫歯の治療に行っただけなのに、こんな事になると思っていませんでした。

でも、どちらにしても治療する必要があるので早めによかったのかもしれません。。

とりあえず一旦持ち帰って、家族会議をすることにしました。

手術か矯正か。決めるまでに悩んだコト

初めての手術や入院への不安

今回が長男にとって初めての入院と手術となります。

抜歯をするには麻酔が必要で、全身麻酔でやる必要があるとのことでした。

しらたまママ

6歳の子供に全身麻酔なんて・・・心配すぎる。

今の医療技術の発達により、心配することもないのですが

無意識に不安ばかりが募ってしまいました。

次男の世話はどうする?

入院には付き添いが必要です。

旦那は夜勤のある仕事なので、いくら日中に保育園に預けれたとしても

夜の時間帯は預け先がありません。

なので入院中は、夫婦2人とも仕事を休むしかありませんでした。

小学校進学前に済ませておきたい

2泊3日の入院が必要な為、保育園もお休みする必要があります。

小学校へ進学してからとなると、学校を休まないといけません。

授業がある為、休んだ分授業についていくのが大変になるかもしれないとも考えました。

将来的に矯正するとなると自費になる

放置するとなると、矯正は避けられません。

そうなると自費で治療をする必要があります。

今ではいろんな矯正の方法があるので、安価方法から高価な方法まで様々。

でも、できれば矯正は避けたい。

そういう思いも当然ありました。

抜歯をする決断

旦那とよく相談し、抜歯する決断をしました。

将来的に考えたら、将来的に抜歯した方がいいのではないか。

という考えに至りました。

長男にも入院と手術をすることをしっかりと伝えました。

長男

痛くない?ママも一緒なの?

なんとなく「不安なんだろうな」という気持ちは伝わってきました。

でも、入院と手術の意味をはっきり理解することは

できていなかったと思います。

抜歯すると決めた後

Step1.紹介状を持って大学病院へ

今回は全身麻酔が必要になるので、歯科医院ではできないとのこと。

紹介状をもらい、大学病院へ受診することになりました。

抜歯となると「歯科口腔外科」にかかる必要があります。

個人では予約を取ることができなかったので、1日仕事の休みをもらい

朝から受診へ向かいました。

初日は簡単な歯科検診とレントゲンで終了しました。

また1ヶ月後に来てくださいと言われ、次回の予約を取りました。

Step2.大学病院2回目の受診

予約を取っていたので、時間通りに向かいました。

2回目の受診では採血と麻酔の説明をしていただきました。

しかし、大学病院って予約してあってもすごい時間待たされます。

結局1日がかりで受診することになりました。

そして1ヶ月後に入院と手術の日にちを決めました。

大学病院受診から手術するまでの流れ

・大学病院初めての受診(紹介状持参)

↓ 1ヶ月

・大学病院2回目の受診(採血、麻酔の説明、手術日決定)

↓ 1ヶ月

・入院、手術日

3ヶ月ほど時間がかかりました。

2泊3日の入院。2日目で手術

今回は私が付き添って入院することになりました。

次男は旦那とお留守番です。

私も旦那も、3日間仕事を休みました。

入院1日目

病院に到着し、病棟に入ってからすぐに母子ともにPCR検査をしました。

次の日にしか結果は出ないのですが、特に制限なく院内を出歩く事ができました。

翌日が手術日だったので、夜21時以降の食事はできませんでした。

いつもと違う環境だったので、長男は少し興奮気味でした。

付添人用の簡易ベッドをレンタルできましたが(別途料金あり)

子供の体も小さく、同じベッドで寝ることができました。

入院2日目

朝から絶食。水分は2時間前から摂取不可という制限がありました。

手術は昼からだったので朝から食べられず、飲み物も制限されて

長男にとっては、長い時間に感じたと思います。

私も付き合って絶飲食で過ごしていましたが、途中から頭痛がするようになり

脱水気味になっていました。

手術を送り出した後は、少し仮眠をとって休むことができました。

無事手術は終了。

手術が終了すると、看護師さんが呼びに来てくれました。

麻酔が切れて泣き叫ぶ長男。見てて辛かった。

2時間くらいの手術でした。

術後は部屋で安静し、夕飯は点滴を入れてあったので

できるだけ食べやすいゼリーやプリンなどを食べて

過ごしました。

入院3日目

夜は点滴を付けたまま寝ることになりました。

朝ご飯は軽めのものが出て、やっとしっかりとした食事を

食べることができました。

特に体調も問題なく、元気だったので無事に退院指示をもらえました。

不安だった入院~手術を経験して。

小学校入学前だった事もあり、余裕を持って治療に望むことができたと思います。

下の子もいるので、とくかく旦那も休みを取ってもらったり家族一丸で望んだ手術でした。

無事に手術も終わり、2本の歯を勲章として持ち帰りすることができました。

本人はとても気に入って、宝物にしています。笑

入院の内容や手術内容はまた後日まとめてみたいと思います。

治療が終わるまでは仕事を休んだり、いろいろと調整が必要な期間でしたが

無事に治療が終わることができました。

今回学んだ事

・定期的な歯科検診はやっておいた方がよい

・治療に関してのメリット、デメリットをしっかり把握すること

しらたまママ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
twitterにてブログ情報発信中!(@shiratama0408
よかったらフォローしてください。